小さな大問題(1)
特許明細書では、「A, B および C」のように、名詞を列挙するフレーズが頻繁に出現します。これを英語に訳す場合、「A, B and C」とするか、「A, B, and C」とするか。つまり、andの前にコンマを打つか打たないか。些細なことのようですが、私はかれこれ20年近...
aspects of the invention
米国の特許明細書では、aspect of the invention といったフレーズが頻繁に出現します。特に、summaryの部分で使用されることが多いようです。「発明の態様」、「発明の様相」などと訳されることもありますが、私は、特に指定がない場合、「発明の側面」と訳すよ...
誤字脱字
「人口知能の進化」、「塩化ナトリム」、「100%の確立」など、故意に誤字や脱字を含ませたテキストを自動翻訳に入力してみますと、面白い結果が得られました。 Google(AI)およびMicrosoft(AI)の翻訳サービスは、「人口知能」→「人工知能」、「ナトリム」→「ナ...
教師の質
Google翻訳は、特に特許明細書の日英翻訳に関して優秀ですが、独日、中日などで試してみると、未だ問題が多いように感じます。ウェブサイトや広告的な文章などは、従来型の機械翻訳と変わらないような不自然な訳も現れ、同じ「人?」が訳したとは思えないような状況です。 ...