HAPPY NEW YEARについての2つの誤解
- ito017
- 2021年12月29日
- 読了時間: 2分
今年も残り僅かとなりました。弊所では、数年前より、経費・業務削減のために年賀状を廃止しております。年賀状廃止には、賛否あると思いますが、何卒ご理解くださいませ。
さて、日本の年賀状では、「HAPPY NEW YEAR」に不定冠詞の「a」を付けて「A HAPPY NEW YEAR」と書かれているものを多く見かけます。英文法的には、「A HAPPY NEW YEAR」は間違いとされています。完全文として「I wish you a happy New Year. 」と言う場合は、不定冠詞が付くわけですが、挨拶としての「HAPPY NEW YEAR」には、不定冠詞は不要です。これが1つ目の誤解。
2つ目の誤解は、「HAPPY NEW YEAR」=「あけましておめでとうございます」という誤解です。先ほどの「I wish you ...」からわかるように、「HAPPY NEW YEAR」は、「(貴方が)よいお年を(迎えられることを願っています)」といったニュアンスです。英米では、新年の挨拶というより、クリスマス前から年末にかけて使われる挨拶のようで、どちらかというと「よいお年を」に近いんじゃないかと思います(年が明けた瞬間にHAPPY NEW YEAR!と言うことはできますが、1月3日にHAPPY NEW YEARと挨拶されるのはかなり違和感があるようです)。
それでは、皆様、今年もお世話になりました。来年もどうぞよろしくお願いします。今年のコラムは、ジョンレノンの名曲「Happy Xmas (War Is Over)」の一節で締めたいと思います。
"A very Merry Xmas and a happy New Year!
Let's hope it's a good one without any fear."
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